目が疲れてしかたない。
涙が止まらなくて困っている。
パソコンや携帯電話を長時間使っていると
誰でも目が疲れます。
普通の疲れ目なら睡眠をとれば治りますが
疲れがとれず、その疲れが慢性化しているようなら
眼精疲労でしょうね。
人によっては肩こりや頭痛などを併発することがあるようです。
調べてみると「眼精疲労」に関するサイトが
随分たくさんあります。
サイトから一部拝借して記しますと…
■眼精疲労とは
眼を使う仕事を続けることにより、
眼痛、眼のかすみ、まぶしさ、充血などの目の症状や、
頭痛、肩こり、吐き気などの全身症状が起こり、
休息や睡眠をとっても十分に回復しない状態をいいます。
■眼精疲労の原因
目になんらかの問題があっておこります。
その多くは度の合わない眼鏡を使用していたり、
老眼の初期などで無理な近業作業を行った場合などです。
緑内障や白内障でも
眼精疲労が出現することがあります。
最近は、パソコンなどを使用する機会が増えたため、
これが原因の眼精疲労が増えています。
その他、全身疾患に伴うもの、
心因性のもの、環境によるものなど、
眼精疲労をもたらす要因は非常に多岐にわたっています。
■眼精疲労の治療
原因を特定し、
それが発見されれば排除することが必要です。
眼鏡が合わない場合は作り直したり、
目の病気が発見されれば治療したりします。
パソコンを使用する機会の多い人は、
適度な休息を取りながら行うことが非常に大切です。
眼精疲労に特効薬はありませんが、
ビタミン剤の配合された点眼薬や
内服薬が有効である場合があります。
「涙が出て止まらない」ということについては
鳥取県立中央病院眼科の岡本勲夫先生に聞きました。
かなり専門用語が出てきますが了解ください。
涙が止まらないことを「流涙症」と言うそうです。
この流涙症は、涙がたくさん出過ぎる分泌性流涙と
流出障害によるものがあります。
分泌性流涙の場合は、
前眼部の炎症や異物などによるもので、
適切な治療をすれば治癒します。
流涙症の原因の大部分は、
涙の流れる道、涙道の障害によるものです。
この涙道障害は場所によって
治療法が異なります。
専門用語で「涙点閉塞(へいそく)」の場合、
涙小管閉塞の場合など、治療法は異なります。
いずれの場合も眼科医の診断を受けるよう、
おすすめします。
涙は、つねに目の表面を覆って目を保護しています。
泣いた時には涙は溢れます。
目の中に異物が入ったり、
結膜炎や角膜炎など、目に炎症が起こっている時にも、
その刺激で涙がたくさん出るようになります。
涙の分泌が多くなると、
鼻涙管を通って鼻に排出されることもあります。
さて、食事療法で目の疲れをとるには
つね日頃からバランスのよい食事をすることです。
識者の間では「色の濃い食品」
たとえば、小豆、ベリー類などが眼によいと言います。
目に効く食べもののなかでは
ブルーベリー、ビルベリー、カシスが、
いちばんよく効くといわれています。
それは、ブルベリーなどのの皮に含まれる青紫色の色素
ポリフェノールの一種「アントシアニン」が
目の機能に有効に働くからです。
専門家に聞くと
アントシアニンは網膜にあるロドブシンという色素の再合成を
促す働きがあり、
眼精疲労を抑制し改善する効果があると言います。
小豆、紫いもにも含まれています。
さけ、いくら、えびなどに含まれるアスタキサンチンも
目の疲れに有効です。
ブロッコリーやホウレンソウも目に効きます。
ブロッコリーやホウレンソウに多く含まれているルテインには
抗酸化作用があって、水晶体や網膜の酸化を防ぎます。
ニンジンも目によいようです。
ニンジンには体内で必要なときだけビタミンAに変換される
βカロテンが多く含まれています。
βカロテンは血管や細胞を若々しく保つ働きがあり、
ビタミンAには目の機能を高める働きがあります。
ニンジンの栄養分を効率よく摂るには
ニンジンジュースが最適です。
レバーや鰻といった動物食品に含まれているビタミンAも
角膜や網膜の働きを高めます。
青魚に含まれているはドコサヘキサエン酸は視神経に効果的に働き
エイコサペンタエン酸は目の毛細血管の血流を促進します。
眼精疲労や涙が止まらないのは
目になんらかの問題があって発症しているわけです。
とりあえず専門医に診てもらうことです。
では、また…。
*お断り…私事ですが、入院、手術が近づいてきました。
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