お恥ずかしいことに
「脱穀」という言葉を誤認しておりました。
お米の本を2冊も出しているのに。
「お米を食べるだけでこんなにやせた」を
読んでいただいた方からご指摘を受け
本日気付きました。
なんの疑いもなく
イネの籾から玄米にすることを「脱穀」と呼んでいた。
「その工程は籾摺り(もみすり)で
脱穀は茎から外す工程のことですよ」と。
確かに、言われてみれば
そのとおりでございます。恐縮。
厳密には、私がイメージしていた
籾殻(もみがら)をはずす作業を脱稃(だっぷ)と呼ぶようです。
脱稃も含めて脱穀ということもあるようだが
私の脱穀イメージに本来の脱穀(茎から外す)が欠落していた。
※wikiより↓
脱穀(だっこく)とは、収穫した穀類(イネ、ムギ、ダイズ、アズキ、アワ、ヒエ、ゴマなど)を茎からはずすこと。イネの場合、稲扱き(いねこき)ともいう。 脱穀に続く、籾殻(もみがら)をはずす作業を脱稃(だっぷ)と呼び、脱稃を含めて脱穀ということもある。
指摘をされた時は正直凹みます。
ただ、多くの人に指摘やご教授をいただき
成長させていただいております。
感謝!感謝!
ちゃんと一人前になってから
発言をした方が良いというご意見もございます。
私も10数年ほど前は完璧になってから発言・発信すべきだと思っていました。
今は、半人前でも発信をしていくべきだと考えています。
自分が完璧になってから発言していたのでは
かなり老後になってしまいそうです。
還暦を超えてから、食養生の勉強はできたので
これから治療家として活動していきます!
って・・・・。どうなんでしょう。
あらゆる職業に言えることでしょうが
完璧になってからではなく、仕事をしながら
学び成長していくのではないでしょうか。
情報も含めて全てに三段階があると考えます。
「入力」→「整理」→「出力」
20代は正しく「出力」する前に先ずはとにかく入力だと
頑張って情報収集をしておりました。
しかし、ある時気づいたのです。
健康関連の本は大量に読んできたが
うまく説明ができない。自分は出力が下手だと。
頭のなかに確かに情報はたくさん詰め込んだ
しかし、整理されておらず、必要なモノが必要な形で出てこない。
そこで、一旦「入力」を意識的に減らし
「出力」することに専念した。
すると、不思議なことに「整理」ができるようになってきた。
さらに、自然と「入力」が上手くなった。
仕事で食事指導を本格的にはじめたこともあり
「出力」せざるを得ない環境だったのも良かった。
私の経験から得た教訓は
「出力」先導型の勉強が良いということだ。
発信をしようとすると、自分の中で情報が咀嚼・整理する必要性が高まり
飛躍的に「整理」の効率が上がる。
また整理する中で、足りないものが明確になり
本を読む際や情報収集の時の集中度が格段にあがる。
つまり勉強の効率が上がる。
こんなことは今から思い出してみると
小学校のころから同居している祖母から聞かされていた勉強方法なのだが
教えられても、自分で気づくまではなかなか理解できないようです。
恥を恐れ発信や行動をしないと、良くて予定通りの成長しかできない。
しかし、出力するからこそ、他人から指摘や有益情報をもらえる。
1人で学ぶより格段に加速するので
予定を遥かに上回る速度で成長できる可能性を秘めている。
今後も半人前な発信をし続け、一人前を目指そうと思います。