「食べて元気。食べて治す。ー実践・食事療法ー」 第260回
ひさしぶりのブログです。
気がついたら1年以上のご無沙汰。
本業に、追いかけられて逃げていたわけです。
ブログをサボっている間に、「食事療法」を書いている本人が
「おなか、ポッコリ」で笑ってしまいます。
いやに、お腹まわりがおおきくなったなぁと思って
体重計に乗ってよく見ると…
1年前は、体脂肪18.8 内臓脂肪9だったものが
なんとなんと、いまはビックリの数値。
体脂肪26.8 内臓脂肪13。
情けない話です。
これでは生活習慣病になりそう。
早速、食事療法を始めようと決意した次第で、
自分自身を実験台にして、
まずは「内臓脂肪」を減らす食事療法の実践開始です。
因みに「内臓脂肪の平均値」を調べてみますと…
男性の内臓脂肪レベル平均
20代 レベル 6
30代 レベル 8
40代 レベル 9
50代 レベル 10
60代以上 レベル 12
女性の内臓脂肪レベル平均
20代 レベル 3
30代 レベル 5
40代 レベル 4
50代 レベル 7
60代以上 レベル 6.5
男性の場合、年齢が上がるにつれて、平均値も上がっています。
しかし、女性は増えたり減ったりします。
男性のほうが内臓脂肪がつきやすいということです。
内臓脂肪というのは、つきやすく、減りにくい脂肪です。
それに脂肪がついても、自分では気づきにくい脂肪です。
なぜか?
普通の体脂肪計では測ることが出来ないからです。
また、見た目にもわかりにくいので
中年男性は、とくに気をつける必要があります。
ウエストが85㎝以上あると、内臓脂肪は確実に増加しています。
内臓脂肪が少しくらい多いからといって、いますぐに病気になるわけではありませんが
この内臓脂肪は、余分なエネルギーですので、生活習慣病を引き起こす原因になります。
内臓脂肪型肥満となると、動脈硬化症のリスクが急激に増えます。
動脈硬化とは、血管の壁が硬くなり、、血管が細くなって、血流の流れが悪くなる病気です。
動脈硬化を防ぐためにも内臓脂肪は減らすことです。
脳梗塞や心筋梗塞などの恐ろしい病気にならないために。
さて、食事療法ですが、
おすすめは青魚に多く含まれるEPA/DHA。
EPA/DHAを摂ることで
体内のミトコンドリアを活性化してくれます。
つまり脂肪を燃焼させてくれるというわけです。
カテキンという成分も、体内のミトコンドリアを活発にする働きがあります。
脂肪をスピーディに燃焼させてくれます。
カテキンは緑茶に含まれている苦味成分で、ポリフェノールの一種です。
緑茶だけでなく、煎茶、番茶、ほうじ茶など、日本茶全般に含まれています。
このなかでも緑茶がもっとも多くカテキンを含んでいます。
一般的には緑茶は湯を注いで、飲みますが
内臓脂肪を減らすなら、緑茶をミキサー、あるいは、すり鉢で粉末にして飲むと
効果が倍増します。
お酢(酢酸)も脂肪を燃焼させてくれます。
スプーン一杯、野菜と一緒に食べてください。
ただし、胃の弱い人はご注意。
海藻類も効果があります。
唐辛子も効きます。
とにかく内臓脂肪を減らすために実践します。
まず、食物繊維を多く摂って、脂肪の吸収を減らします。
糖、デンプンも摂りすぎると脂肪になるので
食べ過ぎないようにします。
さあ、内臓脂肪を減らす「実践・食事療法」の開始です。
ではまた、近いうちに。ごきげんよう。